- 2011-09-25 (日)
- Twinkle Twinkle Little Star!

最近、すっかり組織をどう作るかとか5年後どんな仕組みにするかとか、そんなことを考えていたりいなかったりします。
その中で、1つ常に意識しているものに「ピーターの法則」なんてものがあるので、せっかくなので紹介がてらにブログで書いてみようかな、と。
優秀なプレイヤーと、優秀な上司はまったくの別物
どの組織でもそうなのかは分かりませんが、出世したり責任を任されたりする人というのは大体何かしら「過去の貢献・成果」を評価されています。
たとえば、
- いいプログラムを書いた人が開発の責任者になったり
- 成績抜群の営業マンが、営業部門の新規開拓の主任になったり
- 実績を出したコンサルタントが、マネージャーになったり
そんな感じではないかなと。
でも、そうやった起用(抜擢)が自動的にうまく行くほど甘くは無いのが組織のうっとうしいところ。
なぜなら、(たとえば3つ目の例で言うと)「優秀なコンサルタント(プレイヤー)」と、「優秀なマネージャー(管理者/上司)」ってまったく別の才能を要求されるからです。
「あの人、個人としてはまぁ賢いと思うんだけどなー・・」
「あの部長、自分のやり方を押し付けて鬱陶しい・・・本人はそれでうまく行ったんだろうけど」
なんて感じる上層部や管理職に心当たりが無いでしょうか?(いや、あるはずだ!← 反語は強い肯定です・汗)
それはまさにこのパターンではないかなと。
職能は、上に上がると非連続的に変化する
これがまさに上のような問題が起こる諸悪の根源(?)であり、「ピーターの法則」の根幹を成す考え方です。
ピーターの法則ではこんな風に書かれています。
能力主義の階層社会に於いて、人間は能力の極限まで出世する。
すると有能な平(ひら)構成員も無能な中間管理職になる。
これは、組織の視点から書かれた記述ですが、当然そのとばっちり(というと語弊を招きますが・大汗)は、出世した人にも降りかかるわけで、その結果として
「なんだよ、あの部長は」
なんて言われてしまったりするわけです。嗚呼無情也。
んで、しれっと書いてしまいますが、経営も出世した本人も、部下も全員が不幸になる最悪のパターンです。
時が経つに連れて人間は悉く出世していく。無能な平構成員はそのまま平構成員の地位に落ち着き、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。
その結果、各階層は無能な人間で埋め尽くされる。
でもって、社会人になって数年もすれば、みんな多かれ少なかれ思い当たる節があるんではないでしょうか?
そして、それは遅かれ早かれ、自分にも直接降りかかってくる未来なのです。
連続的でない変化に、備え・対応するために
ただ、少なくとも自分に関しては、この「ピーターの法則」を知って、ちゃんと対策を立てることができます。
それが、非連続の変化(成長)です。
ピーターさんは、対策としてこんなことを仰っています。
新たな地位に対して、十分な訓練を受けた場合にだけ、その者を昇進させるべきである。これにより、昇進の(後ではなく)前に管理能力に欠ける者を発見することができる。
でも、こんな都合のいいプログラムをそこらでくまなく組んでくれる組織なんて殆どありません・汗
逆に個人の目線からいうと、次のポジションに対してあらかじめ自分を訓練して行ければ、どんどん先に進んでいける訳で。
なので、そのためには↓見たいな事を意識してやっていけるといいんだろうなと。
- 今の自分の立ち位置を組織の中で捉えて
- 次に「こうなるだろう」という立ち位置がどんなもので、何が求められているかを考えて
- そこに対して何ができるかを、ゼロベースで組み立てる
もちろん、その際には「過去の自分のやり方」を多かれ少なかれ捨てるわけですから、決して楽しい選択ではありません。
それでもこのプロセスは避けがたいものであり、最近お会いする「すごいなぁ」と思う方は、多かれ少なかれこの「戦い」を経て来たんだなぁーと、常々感じます。
(その逆も然りで、あぁそこで躓いたんだなという、パターンも・・・)
オチも何も無いエントリーですが(汗)、自分ももっとしっかりしないとなーなんて振り返りを込めつつ、今日はこんなところで。
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