- 2011-03-29 (火)
- よもや話 | マーケティング・事例
「人を動かす」などの書籍で有名なカーネギーさんのエピソードから、「これはちょっと面白い」と思った自己アピールのポイントなどを少々。
営業だけでなく人と人との関係を作るうえでも、なかなかこれは自分でもできないなぁーと感心しました。
結構、考えさせられるお話です。
カーネギーの、秘書募集
さて、インターネットがなかった当時、カーネギーさんは私用秘書がほしかったので、新聞に秘書の募集広告を出したそうです。
反響はばっちり(?)で、300通以上の応募があったんだとか。
ただ、その殆どは、カーネギーさんが読んでも区別が付かないようなものだったようです。
ほとんどの手紙はこう書き始めていました。
「これは日曜版のタイムズ紙の299番の広告に対しての応答です。提示された職に志願します。」
まぁ、そうなるだろうなと。
でも、これではone of themとして扱われてしまい、倍率が高いケースで勝ち抜くのは到底難しいわけです。
しかしある女性の応募は、その中でも異彩を放っていました。
300倍の求人倍率を勝ち残った秘書さん
さて、その人はどんなアピールをしたのか?
これが個人的には結構「なるほどねー」と、納得できるものでした。
拝啓。
恐らくあなたの広告に応じて2,300もの応募が届いているだろうと思います。
あなたは多忙な人です。全部を読む時間は無いでしょう。
それなら今すぐ受話器を取って823-9512に電話を下されば、私は喜んでお伺いし、手紙を開封して無用のものはゴミ箱へ、他のものは目に付くようにあなたの机の上においておきます。
私は15年の経験があります。例えば●●さん(某要人A)や、○○さん(某要人B)です。
カーネギーさんはこれを見て、テーブルの上で踊りたいくらいテンションが上がり、すぐに電話をかけてくれと言ったそうです。
まさにドンピシャというやつでしょうか。
あ、ちなみにこの人は、カーネギーさんと繋がったときには既に他の人が彼女を雇ってしまった後(!)だったんだとか・・・
何故、そんなに効果的?
ではこの秘書さんは他の300人の方とどう違ったのでしょうか?
アピールのポイントは確かに面白い文章ですが、それ以上に重要なのは彼女の内容がカーネギーさんのニーズを的確に捉えていたことでしょう。
もう少し具体的には
- 信用を与えるファクターの提示(経験を具体的に書いている)
- カーネギーさんの状況を的確に捉えた文章(出だしの1文。これがなかなか難しいかも!)
- いつでもコンタクトできる状態の提示
- 具体的に提供できるメリットを明確に伝えている
といったところでしょうか。
で、人が人に何かをアピールするとき、このくらいの要素を抑えていればいいなと思いつつ、ちゃんとできているケースって結構少ないんだろうなーと。
こういうの頭の片隅においておけば、きっと役にたつ日が来る・・・ような気がする(だけかも・汗)エピソードだなーと思うこの頃です。
■ 関連エントリー
最近のエントリー
Comments:2
- cha-k 2011-04-03 (日) 01:33
-
なんだか素敵なお話ですね。私は今就活生です。他人と違うことはすごく大切で,だけど,学生は,他人と違うところなんてそんなになくて,みんな平均的で。
だけど,違ったアピールは出来るとつくづく感じています。
とりあえず参考にしてみます。 - yuzuru 2011-04-29 (金) 16:27
-
私は今、転職活動中で色々調べていたらここにたどり着きました。
このブログ全体の記事と今私が興味がある読みたい記事とが合致したのでコメントしてみました。
これからちょくちょくのぞきに来ます。

@fallinstar

RSS Feed