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これは面白い! 客単価を倍増させた、丸善本店「松丸本舗」の本棚設計

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最近色んなものに忙殺され気味ですが(汗)、今日は本屋さんのかなりクリエイティブな成功事例です。

「なーるほど、これは凄い!」と思わされる、ユニークな本棚の設計で顧客単価を倍にしてしまったその方法がとても面白かったので、紹介してみたいと思います。

本は、もっと遊びたがっている

この表題が、松丸本舗のコンセプト。

書店には本との出会い、人との出会いを含めた「未知との出会い」がおこります。

松丸本舗は本をつなぎ、知の連環の絆を結ぶ人々の顔が見えるように、本の力を信じて連ね、思いがけない本棚を構成します。

まだ誰も見たことがない本棚です。

でもって実際の本棚の画像がこんな感じ。

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・・・(汗

一見しただけでは、単に散らかってるだけに見えるかもしれませんが・・・決してそんなことはありません!

松岡正剛さんとう編集者がプロデュースしたこの本棚、通常の本棚とは天と地ほどの違いがあります

  • マンガの文庫本も関係なく、松岡さんの考えた「テーマ」で本を配置
    → 2010年5月では「男本・女本・間本」で、このコンセプトで棚を組んでいます
  • 著名人の蔵書をそのまんま本棚に公開!(右の写真とかそうですね)
  • 横積み、重ね置き、開きっぱなしもOK!

これだけ見ても、普通の本屋ではない、とにかく遊び心と知的好奇心をくすぐる仕掛けが満載だということがわかるのではないでしょうか?

結果として何時間も滞在する人が増え、客単価は倍増したそうです。

Think Different

で、少し頭をよぎったのが、アップルのこの言葉。

本棚といえば、「作者あいうえお順」「ビジネス書」みたいな分類が一般的です。

でも、これって本当に来訪者の求めているものか(この分類で本屋に来た人が新しい本をどんどん探して購入できるか)と改めて思うと決してそんなことはないなー、と。

自分の場合も、特定の作者、特定の雑誌+αがせいぜいの行動範囲で、わりと予定調和の中で本を買っている気がします。

これでは、いつまでたっても本屋で本を楽しむ機会は増えず、Amazonに人が流れる一方です。
そこに新しい価値を提供したこの松丸本舗のユニークな発想は、どの位成功するかは別にして、とっても面白い試みだと思います。


ありきたりの発想を少しでも疑って、新しい発想で物事を見たら、こんなに素晴らしいものが出来るんだ、と改めて感心させられた事例でした。

こだわりと創造性。
細かい点や規模はさておき、まさに、本屋版アップル、と言ったら褒めすぎでしょうか!?

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5 アップルやジョブズ好き以外の方にも
5 あくまでもこだわり続けるすごさ。
5 パソコンをケースに入れたのはだれだ?
4 とにかく使いやすいのがアップルです

■ 関連エントリー

■ 松丸本舗のホームページ
http://www.matsumaru-hompo.jp/index.html

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Comments:4

451f 2010-05-18 (火) 21:56

「本好きが本屋を運営すると自分の書斎のようにしてしまい客がこない。だから本好きに本屋はできない」という定説がありますが、客単価が倍増しているので、巧みに売れる本を並べているんでしょうね。
有名人の本棚を再現するって企画は昔ダヴィンチでもやってましたが、売り場で実現ってちょっとすごいです。
Think Different 、懐かしいです。なんか年齢がばれちゃいますね(苦笑)

Acer 2010-05-19 (水) 03:00

本エントリにインスピレーションを受け、本エントリへのリンクをつけた記事を書いてしまいました。
とにかく遊び心と知的好奇心をくすぐる仕掛けが満載…この「仕掛け」が秀逸なのだと思います。
棚からしてデザインしてしまうほどのこだわりで消費者の心をつかむのが、すごいですね。

Tomotaka Imaki 2010-05-19 (水) 12:23

>451fさん
いつもありがとうございます。確かに、どんな本が並んでいるのか、気になりますね。
東京駅による機会のついでによってみようかなーと思ってたりします。

>Acerさん
コメント&引用、ありがとうございます!
RSS購読させてもらいました。
こんなアイデアがもっと世の中にあふれてくれたら、いいですねー。

xjrshimada 2010-05-19 (水) 20:19

本ジャンキーの方からすると正剛先生の認知度はかなり高いと思います。そうなると、純粋なマーケティング力ではなく、「正剛先生の現場はこうなっているのか」という好奇心で滞在・購入する人も多いと思います。
一概に「見せ方のみによる売り上げ向上」では無い部分も大きいように見えます。

土台にあるのは氏が提唱する三冊屋だと思います。いずれにしても博識な方ですね。

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