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ユーザー目線を保つための、「簡易」ユーザビリティテストのススメ

Livedoorディレクターblogさんのエントリーを見て、「おっ」と思ったので雑感を。
http://blog.livedoor.jp/ld_directors/archives/51056195.html

上のエントリーにあるように、「来訪者がどうサイトを使っているのか?」という視点はウェブの運用には欠かせません。
が、その一方で、自らが毎日何時間も触れているメディアを客観視することは、よほどの訓練をつまない限り不可能です。

そんなときに使えるのが、「簡易」ユーザビリティテスト

必要なものはたったの3つ

  • 普段から(テストしたい)サイトの運用に関わっていない人
  • インターネットが見れるパソコン
  • 鉛筆とメモ帳

そして、カンタンな状況を設定してサイトを使ってもらいます。

たとえば、Livedoorだと

あなたは、ある日Livedoor IDを忘れてしまいました。急ぎでログインしてメールを見たいので、再発行の手続きをしようと思いました。

こんな状況でLivedoorのトップページからサイトを使ってもらいます。

たったこれだけでも、2~3人やると随分と色々なことが分かります。
特に、自分の中では当たり前と思って作ったものが、意外とつかえなかったり(汗

ポイントは

  • 1ページではなく、サイトの入り口から使ってもらう(流れがスムーズかも一緒に検証する)
  • 利用者には特定のインプットを与えたり、恣意的な誘導を一切せず、さくっと自然に使ってもらう
  • 行動が思い通りでなかった箇所は、速攻メモる!
  • メモった箇所を、最後に質問して原因を探る

って所でしょうか。

ビービットでも社員同士がこれをやって画面をブラシュアップしたりとか、結構あります。
所要時間は大体10分~15分もあれば十分。

アイトラッキングを使ったり、コンサルを入れてしっかりとした調査をするのも一興ですが、お手軽な日々の改善にはとっても便利な方法です。

タダだし(笑)

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Comments:2

Arata Kojima 2008-07-10 (木) 21:35

はじめまして、TRANSというブログを運営しているこじまと言います。

簡易ユーザビリティについて質問があるのですが、特にWeb関係会社の場合で簡易ユーザビリティを行った場合はちょっとそのユーザの特性が「ネットを上手に扱える側」に偏りすぎませんか。それで、普通のユーザなら躓くところが、簡易ユーザビリティテストではうまくいったりとか。

あと、このへんの話とかも影響するのでは。
http://www.usability.gr.jp/alertbox/20070430_user-test-locations.html

もちろん、実施するに越したことはないんでしょうけど。すいません、前々から疑問だったのでコメントさせていただきました。

ちまき 2008-07-11 (金) 18:03

>こじまさん
確かに、ある程度の知識を持った人特有の動きのバイアスは出てしまうことはありますね。
(コンサルタントの場合は、ユーザビリティテストで「自分以外の人」の行動を山ほど見ているので、そこをある程度カバーできますが・・・)

それでも、例えば金融のサイトを作っている当事者だと当たり前のように使ってしまう用語が、その他の人だと全く理解できなかったり、やはり「当事者だと見えないこと」「当事者が当たり前と思って作ってしまった過ち」を発見する1つのカンタンな手段として、(限界はあるという前提の上で)利用するとよいのではないかな、と思います。

※そういう意味で、事務の方にやってもらうとか、友人に使ってもらうとか、そういう方法も良いと思います。

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