- 2010-06-28 (月)
- UI(インターフェース) | マーケティング・事例
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なんて言葉があります。しばらく前のエントリーでも書いた、IDEOのティム・ブラウンによる言葉。
「デザイン思考」とか「UX」なんて単語に集約すると、出来損ないのユーザエクスペリエンス(自称)専門家みたいで嫌ですが、少し解釈を広げつつ、デザインをすることについて、つらつら書いてみようかなと。
失敗が成功の早道
では、なぜデザインをデザイナーに任せないのか?
それは全てのデザイナーが、とは言いませんが、所謂「デザイナー」「クリエイター」が消費者と比較的切り離されたところでデザインを行ってしまっていることが原因なんだと思います。
卑近な例で言うとバナー広告とか。
クリエイターが経験則であれこれ悩む暇があったら、世に放り込んでみれば、数字でも言葉でもちゃんとフィードバック(欠点/改善点)が跳ね返ってくる。
これが、人間中心のアプローチ。
ちゃんと良い失敗を早期に行うことで、最後の成果がぐんとアップする。
プロトタイプを作ることで、作り手を超えた改善というプロセスが生まれる。
「いかなる個人よりも全員の方が賢い」なんてことも書かれていましたが、まさにその通りではないかな、と。
(まぁ、たまにJobsみたいな例外が居るのも認めますが、それは本当の例外です。)
マイクロソフトもGoogleも、ユーザ調査を様々な形で大々的に行うことはつとに有名ですが、ビジネスサイドの人間だけでは出来ない、優れたプロダクションを生み出すためには、「失敗」→「改善」という流れが欠かせません。
企業側にも「デザイナーに任せすぎない」姿勢
ついでにもう一言。
本の内容は、読めば分かるのでどっちかというとクライアントサイドの問題点を。
一言で言うと、
僕デザイン分からないのでよろしく!
って人が多すぎ。
デザインって、それが電子上のものであれ実体を伴うものであれ、最後の最後に成果を挙げてくれる唯一のブツなわけで。
散々競合比較とか、コンセプトとかこだわった挙句、そこを丸投げでは話になりません。
もちろん、デザイナーが居る以上、企業の担当の人がデザインで手を動かす必要はありません。
ただ、
- 実現したいゴールイメージを持つ
- 調査の過程で得られた情報をきちんと反映しているかチェックする
- ちゃんと、不満があったらデザイナーに言う
といった(当たり前の)ことが出来ているケースが本当に少ない、少なすぎる気がします。
デザイナーは、当たり前ですがデザインに責任を持ちます。
ビジネスの成果には責任を負ってくれません。(※たとえ、口では負うといってもデザイナー自体は成果を負うことが出来ません)
デザインが、最後のアウトプットである以上、きちんと失敗のプロセスを踏み、責任を取るべき人がきちんと意思を持ってプロセスに関わっていく姿勢が、どんどん重要になるんだろうな、と思ったり思わなかったりするこのごろです。
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Comments:2
- 451f 2010-06-28 (月) 01:06
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自分でホームページ持っていますが、すごく耳が痛いです。
でもグーグルはともかく、マイクロソフトが「ユーザ調査を様々な形で大々的に行う」のは知りませんでした。 - Tomotaka Imaki 2010-06-28 (月) 08:54
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451fさん
実はMSはかなりのユーザビリティテスト部隊を持っていたり、結構な調査を行っているんですよね。
まぁ、そういうイメージがないのも何となく理解できます(汗


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