- 2010-04-19 (月)
- UI(インターフェース)
ここ数年、オンラインの描画ツールが現れ、Dreamweaverのようなソフトも、CSSやJavaScriptのライブラリもどんどん整って来ました。
ある程度のデザイン・HTMLなら、その場で作れる環境が出来上がりつつあるのじゃないでしょうか。
しかし、実際にそうやって出来た画面がベストかというと、そうでもなかったりします。
そんなわけで、今日はプロトタイピングについて少しばかり。
今でも役立つ、ペーパープロトタイピング
これは、コンサルタントの話しなのですべての職種で当てはまる話ではないかもしれませんが・・
大体、画面設計が上手だったりUI理解に優れている人は、紙の上でラフを作って試行錯誤を行うことが出来る人です。
(もちろん、100%がそうなわけではないですが・汗)
じゃぁ何でそんなことになるか、ということなんですが4つほど原因があるのかな、と個人的には思っています。
- とにかく圧倒的に素早い
- 最初の画面にこだわらず、どんどん「捨てる」ことができる
- (ツールにもネットワークにも依存しないので)誰とでも、どこでも議論を共有できる
- 紙で作った画面でも、大方針は大体検証できる
1.とにかく圧倒的に素早い
これがペーパープロトタイピングの一番の魅力じゃないかと、いまきは密かに(?)思っています。
下手に高機能じゃない分、荒っぽいけどもアイデアをどんどん形に出来る。
一発でそんなにいい画面が出せる人ならいざ知らず、大抵のケースはある程度試行錯誤しながらいいものに仕上げるもの。
その「繰り返しのブラシュアップ」がクイックに最初に回るというのは、意外と大きいポイントじゃないでしょうか?
2. 最初の画面にこだわらず、どんどん「捨てる」ことができる
素早さと似て異なるポイントです。
例えば、これ(下の図)は、たまたま今見つけたバナーなのですが・・・
こんな風に、デザインがかかってしまうと、なかなかそこから抜け出せず、ドツボにはまったりします。
人間は心理的に「コストを掛けたもの程、それを捨てられない」ように出来ています。
紙で、さらっと作ったものだからこそ、簡単に「捨てる」ことが出来る。
これは経験則でしかありませんが、かなり確信を持って言える、「高機能ツールとの違い(メリット)」です。
※ちょっと逆説的ですね・汗
3 .(ツールにもネットワークにも依存しないので)誰とでも、どこでも議論を共有できる
これは、職場環境にもよるかもしれませんが、誰にでもなじみがある(たとえ上司でも!)というのも一つの良さだと思います。
あと、場所を選ばないので、ちょっと思いついたときにメモっぽく残したり。
気分転換しているときにひらめいたことを形にしておいたり。
こんな感じでお手軽、かつ誰とでもやり取りができる手法って、意外と少ないと、思いません?
4. 紙で作った画面でも、大方針は大体検証できる
これは2番目(どんどん捨てる)と絡みますが、一発でよいものなんて簡単には出せません。
なので、自分の視点に凝り固まるのではなく、人に見せたり、簡単なユーザビリティテストをしたりすることで、UIの品質は一気に向上します。
そのときに、
- 大きなメッセージはこれでいいか
- 大体のレイアウトはわかりにくいものではないか?
- リンクの配置が適当か
といった感じの大枠の課題は、紙の簡単なプロトタイプでもつぶすことが可能です。
・・・とまぁこんな感じでしょうか。
クイックに、いくつモノアイデアを形にして、洗練させる方法として、ペーパープロトタイピングは今でも便利な方法です。
まだやったことのない方は、是非お試ししてみてくださいませ。
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タイトルに偽り無し
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