- 2009-11-15 (日)
- UI(インターフェース) | 広告
ウェブライティング、ともちょっと違うのですが、まったく同じものを表現する場合でも表現をちょっと変えるだけで相手に与える印象が180度ひっくり返ってしまうケースがあります。
たまにはそんな表現を色々と紹介してみたいと思います。
※消費者をだますための表現の紹介ではありません。どっちかというと騙されないためにご利用ください(汗
1. 単位を変えて量が多いように見せかける
まったく同じ分量を表現する場合でも、単位を変えるだけで与える印象が全然違います。
例えばビタミン。
10,00mgと書くとなにやらたくさん入っているように見えます。
では、下の2つではどうでしょう?
- ビタミンC 1g配合
- ビタミンC 1,000,000μg配合
1gだとなにやら少なく見えるし、μg表記にすると今度は多すぎて何か不気味(過剰摂取っぽい)です。
健康食品には多用される手法ですね。
もっとも、健康食品の場合は経口摂取しても大して吸収されないものを含有量だけで語るほうがよっぽど鬱陶しいですが・・・
逆に有害物質の報告などでは真逆の報告をすると、誤った誘導になりそうで怖いですね。
2.グラフで絶対数をごまかす
例えば導入数が10社しかないBtoBのソリューション商品があったとします。
仮に
保険業界に3社、メーカーに5社、その他2社に導入
と書いてしまうと非常にさびしい印象。
それを↓みたいにグラフとちょっと誇張気味(でも嘘とは言い切れない)表現で書き換えると・・・
メーカーの人が検討中に見たら、自分の業種にフィットしたサービスに見えてしまってもおかしくない表現になってしまいます。
3.よい印象を与える漢字や単語を織り交ぜてしまう
例えばコカコーラのこの商品。
![news_fa_20090218[1] news_fa_20090218[1]](http://www.fallinstar.org/WindowsLiveWriter/7b2f1aefefb9_B7D/news_fa_20090218%5B1%5D_c36202eb-1b00-404f-8b58-a0ea153e9bf3.jpg)
この度、天然色素を使用した「ファンタ オレンジ」に生まれ変わることにより、3大フレーバー全て、
「合成着色料不使用」「純水使用」となりました。
「純水」と書けば何やらいい表現に聞こえますが、「要するにミネラルも何もない水」と書けばどうでしょう?
もちろん水道水よりいいのかもしれませんが・・・
言ってしまえば、「純」「ピュア」といった文字の与えるプラスの印象を利用しているわけです。
最近では純水からさらに「ピュアウォーター」なんて表現も出てきているみたいですが、全部一緒だろ、と思える人は結構少ないんじゃないでしょうか。
水のほかにも
- 鶏肉 vs 若鶏 → 圧倒的に「若鶏」だと新鮮そうだけど、内容は同じ
- 無添加野菜ジュース → 香辛料や砂糖がないだけ(普通に中国産の野菜で農薬も化学肥料も使ってますが、何か?)
なんて表現も、多少の違いはあれ同じニュアンスを持っています。
コピーライティングにも通ずる話ですが、消費者を不正に誘導するのではなく、商品の魅力を最大限に引き出す表現は日々研究していきたいですね。
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Comments:1
- Sampo 2010-05-18 (火) 14:35
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1,000mgの例だけは医薬品の世界の慣行で、用量の表記は基本的にmg単位だからかと思います。
(g単位を使う抗生物質・抗がん剤と、μg単位を使うホルモン剤という例外もあることはありますが)


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