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ネット有料配信を打ち出すことで、風俗サービスを無料化(!)してしまった「Big Sister」

たまにはちょっとアンダーグラウンドな話です。

ビデオデッキの普及から、ダウンロードビジネスまで、是非はあれども風俗産業が世の消費の一部を牽引しているお話には事欠きません。

そんな「夜ビジネス」の中でも特に凄い!と思わされた最先端(?)の事例がチェコの売春宿「Big Sister」です。
ネットに収益口を持つことで、ニッチなユーザの取り込みと、なんと風俗サービスの無料化(!)を実現してしまった、というお話です。

風俗サービスが「無料」の売春宿「Big Sister」

※ここでは、風俗産業の是非については一旦脇においておきます。
単純に「悪だ」とか何とか言うには複雑すぎ、かつ巨大すぎる産業(「夜のオンナ」の経済白書によると55兆円)で、専門家でもない自分が偉そうなことを語れる分野ではないな、とは思います。

さて、この「Big Sister」ですが、顧客が女性のサービスを無料で受けれるという信じられないような風俗店です。

しかし勿論ですがただ無料なわけではありません。
その仕掛けが本当にユニーク。

  • 女性のサービスは無料
  • しかし、その様子は全部映像に収められ、「Big Sister」のホームページを通じて、リアルタイムでインターネット中継(!)される
  • そのネット中継を見ようとすると、定額の会員費用が発生し、そこで収益を担保してしまう

個人的にはここに需要がある、というのを理解することが未だにできないのですが(汗)、ちょっと考えてみると非常に良く出来た仕組みだなーと思います。

誰も、やっていないニッチを、低コストで

正直この話を読んで、ネットに放送されるということを許容できるとか、普通に考えたら(多分)ありえないのですが、どうやら少人数ながら「見られたい」願望のある人がいるらしく(汗)、BigSisterはそこに完全に特化してサービスを展開しているとのこと。

まさにニッチ中のニッチ(多分)に特化したターゲティングです。

しかも、ネットであればそれを全世界相手に展開が可能。
1人の実地来訪に対して、何百人・何千人を顧客規模の商売ができます。

ネットの、即時性・配信の安さ・課金のしやすさがフルに発揮されてしまっています。

聞いてしまえばなんてことはないと思ってしまうくらいシンプルな仕組みかもしれませんが、最初のこの極めてニッチな顧客層にアプローチできるって、相当凄いことだと思います。
(かつそれをちゃんと収益化してしまう)

ちょっと例はあまりよろしくないかもしれませんが、今どこにもないターゲティングができれば、こんなにもユニークな仕組みが生まれるんだ、と妙に納得させられてしまった事例でした。

※ちなみに↓の書籍に記載されているお話です。
BRICs経済研究所の門倉氏が著者なだけあって、非常に複雑・巨大かつややっこしい「夜ビジネス」の世界の出来事や問題について分析しています。

「夜のオンナ」の経済白書 ――世界同時不況と「夜のビジネス」 (角川oneテーマ21)
門倉 貴史
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 2060
おすすめ度の平均: 5.0
5 偏見や綺麗事ではなく、現にある生の問題を検討した本
4 へーーこんな国も
5 世界各国の夜にビジネスの実情が分かりやすく説明されていた
5 夜のビジネスと景気の関係
5 55兆円の不思議な世界


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※くどいようですが、この記事では風俗の是非について書いているわけではありませんのでご注意ください。

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