- 2009-11-06 (金)
- マーケティング・事例
いまや知らない人はいない「ハリー・ポッター」。
日本でも、書籍の売上が何百万部という大ヒット作になっていますが、実は第1巻初版はたtったの27000冊。出版元も、社員数名という小さな「静山社」というとこでした。
そもそも海外でいくら売れていても、日本で翻訳書籍がヒットするかは全くの「?」なんだそうですが、そんなハリーポッターを大ヒットにしたのは、広告宣伝(お金の力)ではなく、コストをかけない、でもしっかりと練られたPR作戦でした。
魅力的なPR・を、どんどん打つ
ハリーポッターの初期ヒットを支えたのは、優れた「PR」
広告をいたずらに打つのではなく、販売に影響を及ぼす拠点に対してしっかりとPRして記事や店頭で取り上げてもらう。
そんな地道な活動をひたすら繰り返し、ブレイクポイントまで継続したことが成功につながりました。
でも、プレスリリースを打つだけならどこの会社もやっていること。
それだけで物が売れるほど簡単な話ではありません。
ハリー・ポッターで打ったプレスリリースは、ただのプレスリリースではなく、はしっかりとした魅力の訴求と、訴求先の選定がなされています。
ハリー・ポッターの大ヒットを支えた「広告費0円」PR作戦
細かい仕掛けは色々あるようですが、大きくポイントは3つ。
1.プレスリリースに物語を盛り込む
「物語に感動した社長(松岡さんという方)が、抜群の語学力で著者に直訴し、大手出版社を退けて出版権を獲得した」といったエピソードを盛り込み、記者や媒体が取り上げやすい環境を作る。
2.発売前から報道されるように早め早めの仕掛けを打つ
実に発売の6ヶ月前から、社長の松岡さんが精力的にエピソードや海外の売れ行き、子供たちの熱狂をどんどんと流したそうです。
記者には、発売1ヶ月前に記事を書くよう頼み込んだんだとか・・・
地道な作業をしっかりと継続し、波をコツコツと作り上げる、マス展開の正反対の手法です。
そうして一気に発売直後のセールスを上げることで、さらに注目を集めることができたそうです。
3.書店にもプレスリリースをどんどん配布
これが一番のポイントかつユニークな点かもしれません。
別にプレスリリースはマスコミだけに打つものではなく、販売拠点の人に魅力が伝わり、お店でいいところにおいてもらったり、Prを乗せてもらえればダイレクトにセールスに好影響が出ます。
また、第3者の紹介ほど強力なプッシュはありません。
販売拠点に惜しげもなく情報を出し続けたのが、成功のポイントだったとか。
信頼のある所(インフルエンサー)から紹介してもらう
基本的に、物が売れるには認知と信頼の両方が必要といわれています。
(あくまで一般論ですが)
トヨタとかアップルみたいなメジャーどころならいざ知らず、そうでない所がいきなり広告を打ったところで、信頼を伴っていないので売れるまでにはとんでもないコストをつぎ込むケースがどうしても増えるのかなって思います。
逆に、信頼のある人や媒体(インフルエンサー)が紹介してくれた情報は、そのファンに対して驚くほど「すーっ」と浸透します。
マスコミの逆バージョン。
※ビービットのTwitterも、百式で2度取り上げられたときにはものすごい勢いで盛り上がりました。担当の人は真っ青でしたが・・・(汗

簡単にまとめちゃうと上の図みたいな感じ。
(※あまり厳密に考えてないので、ちょっといい加減な紹介かも・・)
信頼をしっかりと築くための手法をしっかりと考えないといけないな、と思わされたエピソードだったのでブログでも取り上げてみました。最初の一歩、ちゃんと考えて手を打たないといけませんね。
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