- 2009-06-12 (金)
- よもや話
![1176484_94344918[1] 1176484_94344918[1]](http://www.fallinstar.org/WindowsLiveWriter/5db07866ba7f_10D33/1176484_94344918%5B1%5D_cba355bb-9f0c-492b-a721-b038ae362a9c.jpg)
サービスのリーダーだったり、最近だと経営をするようになっていろんな人のアウトプットを見る機会が増えました。
そんなとき、たまに見かけるのが「頭のいい人」が作る「正しいけど、あまり役に立たない」資料。
こういうタイプの資料、自分でも作らないように、と気をつける意味も含め代表的なパターンを書いてみようと思います。
1. 課題指摘ばかりの資料
とにかく「ここが問題です」ってのが山ほどあっても、手のつけようがありません。
網羅志向の強い人が陥るパターン。
なまじっか資料にボリュームがあり、頭がいい人が作るだけに言っていることも正しい、でもあまり役に立たないだけにやっかいな存在です。
- 優先度をつけたり
- 解決に必要な手段を提示したり
- 更に言えば、ここはあきらめろという判断を求めたり
といった具体的な提案がないと、相手はうごけないものです。
2. 「正しい」が「実行可能性の低い」案を提示する資料
これが一番厄介かもしれません。
相手の事情と関係なしに、自分の考える理想案(またはそれに近いもの)をどーんと出してしまうパターン。
正論です、正論ですが・・・なんてのは理屈どおり動かない世の中では当たり前なのに、とにかく正論で攻める。
で、変に指摘すると、自分が正しいことを証明する裏づけ資料が出てきて・・・
頭がいい人が、正論をきっちりと証明して作るので突っ込みどころもないが、実行されず結果成果がでない。
ちなみに、エリート勝ち組君に多いパターンです。
こういうことをすると、炎上やクレームはないんですが、でも成果も無いためその後の信頼もあまりあがらず・・・みたいな結果に陥ります。
本人は、正しいこと言ってるのになんで自分が評価されないのか理解できない、みたいな。
3.器用にコンパクトにまとまった総花的な資料
これも、頭が良い人に多いパターン。
物事を「要するにこうですね」とどんどんまとめていくと、うまく成立しているんですが、エッジがなくて誰にでも時間を掛ければ作れるようなプロセスと結論になってしまうことがあります。
例えば、ですが
- 人口分布からターゲットのボリュームを把握し
- 客単価を過去のデータから引っ張り
- 3C分析をして
- SWOT分析をして
- 結論
こういうことをさらっとまとめると、確かに言いたいことは分かるんですが、ありきたりだったり総花的な内容になってしまいます。
(※こういった分析方法を否定しているわけではありまん。)
強みや想いを汲んだり、過去の経緯から自社特有の事情を見出したり・・・
そんな作業の意義は常に忘れないようにしたいなって想います。
と、まぁこんなところでしょうか。
これは単にいま思いつくものだけなので、他にもいろんなパターンや類似したものがあるかもしれませんね。
ちなみにその真逆の思想をずばりと突いてくれるのが「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」です。
焦点を絞り、鋭く問題に切り込むことの大事さを教えてくれます。
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