- 2009-04-06 (月)
- UI(インターフェース)
ブラウザの横幅に応じてコンテンツを閲覧できるリキッドデザインは、利用如何によってユーザ体験に大きく寄与することもあれば、単なる迷惑にもなります。
今日は、リキッドデザインを検討したらよいウェブサイトのパターンを解説してみたいと思います。
基本は横幅は固定
まず、前提として、特に最近はりキッドが必要なサイトは減っていることを認識する必要がありそうです。
理由はシンプル。
- デスクトップパソコンのディスプレイの巨大化
- ミニサイズのノートパソコンの普及
によって、横幅がころころ変わるデザインではレイアウトの最適化が極めて難しいから、です。
では、どういうときにリキッドデザインを検討したらよいでしょうか。
1.商品が多数閲覧できるECサイト
これは、単純にアマゾンやYahoo!オークションなどを思い浮かべてもらえたらよいかと思います。
画像中心のレイアウトのため、横に広がっても可読性(やユーザビリティ)の低下はあまり起こりません。
逆に、1ページに収まる商品数が増えるため、商品検討には適しています。
面白いのはAmazon.co.jpのレコメンドエリア。
画像の横幅を取得して、提示するアイテムの数を変えてきます。
ただ、Amazonでいうと、検索結果はリキッドではあるものの、横一列に提示する商品数は固定のようですね。
2.ニュース系のサイト
こちらはリキッドか固定幅か、両方が見事に混在しています。
ただ、記事の一覧など多量の情報があっても、そのこと自体に価値があるためユーザの満足度アップにつながるという意味で、リキッドデザインを視野に入れる必要があるでしょう。
典型的な設計例は、日経ネットでしょう。
文字情報が多くても煩雑になりすぎないよう、リンクも下線を落としたデザインにしていますね。
3.長いコラム等を熱心な読者が読むタイプのサイトや、マニアックな情報サイト
評論や有名ブログなどが該当します。
この手のサイトは、
- そもそも長文を読むのにユーザが慣れている
- 情報自体の価値が高いため、少々可読性が低くても問題になりにくい
といった特徴があります。
尤も、1カラムのリキッドなどにしてしまうと、さすがに横幅が広すぎかとは思いますが・・・
ちょっと外れるかもしれませんが、GIGAZINEなどはリキッドでも大丈夫なサイトですね。
さて、そんなわけで3つ典型的なパターンを挙げてみました。
リキッドデザインに適したサイトも意外と多いのではないでしょうか。
是非次にこのようなサイトを作るときは、検討の土台にあげてみてください。
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